3月11日(火)から13日(木)の3日間にわたり、川口市議会3月定例
会、一般質問が行われました。今定例会では、しらねも12日に一般
質問を行いました。さらに、3月8日(土)に市立川口高校前校長が
逮捕されたことについて、教育長と市長から緊急発言がありました。
教育長のほうからは、“あってはならない事件が起きてしまった”
“遺憾で、著しく学校教育を失墜させてしまい、許しがたい”“市民に
対しても申し訳ない”との謝罪発言でした。続いて、市長からは今回の
事件に対する遺憾の意を述べられました。
①合併問題:
Q. 鳩ヶ谷市の木下市長が昨年末に、以前から鳩ヶ谷市との合併の
条件だったし尿処理場(八幡木)受入を申し入れしたことや、都市
計画等の推進のためにも川口と鳩ヶ谷との合併を考える時がきた
のではないのか?
Ans.“平成18年に川口市との合併を公約にした鳩ヶ谷市の木下市長が
当選して以来、鳩ヶ谷市はし尿処理場受入れとそれにあたる2ヵ年
計画の1年目として約4億9千万円もの予算を組んで頂いたことは、
歓迎すべきことです。”との市長からの合併前提の懸案事項がクリア
しましたとの回答で、“合併については以前白紙状態であることには
変わりありません”とも最後に付け加えていました。
(コメント:この解釈については、鳩ヶ谷市との合併について協議する
前に、「ごみは川口、し尿処理は鳩ヶ谷」という懸案があったが、
それを鳩ヶ谷市側が受け入れたので、合併をするかしないかの協議
をしてもいいのでは、という意味と言われています。しらねの新年の
レポートでも記載したとおり、民主クラブや石田民主党埼玉第2区
総支部長は鳩ヶ谷市との合併には都市計画推進のため早期から
賛成の意を出していた。)
②区画整理事業:
Q.SR新井宿駅付近の市街化調整区域(開発を制限する区域)に関して
地元地権者とまちづくり協議会などを開催して今後について真剣に
考えているが、区域解除も必要なのではないか?
Ans. 鳩ヶ谷市とも隣接しているので対応をとるとの事。
(コメント:埼玉県議会でもこちらの調整区域は、本来緑の保全を
目的としていたが、実際は資材置き場等になってしまっている事を
鳩ヶ谷選出茅野議員が指摘していた。私も、埼玉高速鉄道の運賃
値下げになるように、新井宿駅周辺の田園都市開発→乗降客
アップ→輸送収益改善とつながることを要望していきます!)
③中小・零細企業対策として:
Q.物品発注など地元の業者を優先できるさらなる対策はできないのか?
また、その制度の限度金額を上げることはできないのか?
Ans. 本市には、市が発注する50万円以下の小規模な工事や修繕の
契約について、小規模事業者を対象に登録制度を設け、市内事業者
の受注機会を拡大しようとする制度があり、この限度額の引き上げに
ついては関係部局と検討します。
④建設物(児童相談所、斎場、次期ゴミ中間処理施設、SKIP
シティB街区)について:
Q.さいたま市独自の児童相談所を開設した事により、県管轄でさいたま
市にある県南児童相談所の移設は?
Ans.H.22年度をめどに川口市に移設するとの県から報告がありました。
Q.市長の公約でありました、斎場建設の進捗状況は?
Ans.未だ、土地の候補地がありません。
Q.次期ゴミ中間処理施設に対し、次期ゴミ処理基本計画の中に対策等を
盛り込むべきではないのか?(しらね)
Ans.“次回の一般廃棄物処理基本計画時に、・・・調整して参りたいと考
えております。”
Q.映像産業の拠点としてその発展のためにも、現在空き地のSkipシティ
B街区に映像産業企業誘致を!
Ans.映像産業は、“A街区の機能を生かします”“また、B街区は県と計画
していきます”(コメント:質問答弁とでは、若干整合性がとれてい
ないのでは?B街区には、映像産業はもってこない(これない)と
本市の立場を表したのか!?)
⑤清流事業に関して:(しらねが質問をしました)
Q.埼玉県知事の「水辺再生100プランの推進」事業により、芝川や
藤右衛門川がモデル事業に指定されましたが、市の管轄である
青木橋より下流を県事業と併せてしゅんせつをした方が効果的
ではないのか?
Ans.「芝川・新芝川清流ルネッサンスII」事業の中で、この部分は400㎥
が残っており、県と調整して参りたいと存じます。
Q.芝川青木水門及び竪川・緑川に流れ出ている地区の下水道未接続
世帯は?
Ans.鳩ヶ谷市の確認では、約2割程度が接続し、今後残りの世帯を
水洗化していくとのことでした。さらに、竪川・緑川に流入する未接続
世帯は約1,400世帯となっております。(コメント:芝川汚濁の原因の
一部は、まさに下水道未接続による生活雑排水であったということ
では!)
Q.下水道事業の促進方法は?(共産市議質問)
Ans.H.20年度からはじまる「地域住宅交付金」により、下水道を改善
します。さらに、投資効果をみながら推進します。
⑥医療・学童保育体制について:
Q.救急医療体制の充実として、救急救命士の増員を!と、救急隊と
医療機関との連携についての強化策は?
Ans.現在38名の救命士がいて、各救急車に1名から2名を配置して
います。また、平成20年度は、4名を増 員育成していきます。
つづいて、連携については、埼玉県のシステム変更によって、
救急隊が医療機関情報(搬送先の受入ベット数や医師状況等)を
一日2回の更新で最新の情報が得られることになりました。
最終目標は、リアルタイムに救急隊が医療機関の情報を得られる
ように努めて参ります。
Q.川口工業総合病院の今後は?
Ans.平成19年に7月20に、工業組合の解体決定ののち、平成20年2月
22日に(株)麻生による病院経営になることに決定されたとの事です。
また、同病院機能は医療センター等の公的病院から、地域医療機関
になるとのこと。
Q.「公的部門」の学童保育室(20施設/39施設は、満杯)における待機
児童の解消の対策は?
Ans.平成20年度は、全員の入室者を決定しました。
(コメント:民間学童保育施設の受入れで全員入室です。)
*質問・答弁の詳細は、議事録を参照していただきますようよろしく
お願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿