2011/02/21

3月定例会はじまる~24日から市政に関する質問~

 2月16日(水)から川口市議会3月定例会が開会
してます。
 3月議会は、2010年度に関する補正予算と2011年度

の当初予算を別々に審議をし、議決します。
 明日、22日で前者のほうについて議決をします。

 
 ところで、鳩ヶ谷市議会の臨時会で先週の18日(金)
川口市・鳩ヶ谷市の合併関係4議案について可決
がされました。ただ、採決にあたり「無記名投票」
にして欲しいと一部の議員から提案があり午前中
費やし紛糾したとのことです。川口市議会では、
通常起立採決で終わります。
 
 川口市議会では、3月9日議会最終日に合併関連
議案の採決を行います。
 
 先月の28日に上田県知事が立会のもとに両市の
合併協定書調印式が行われました。これで、合併
の期日が10月11日になったわけで、今さら合併に
反対や住民投票をと言っても、なぜもっと早くから
行動さなかったのかと大変疑問に感じます。

 10年後の両市の発展を見据えた行動をとることが
我々議員は市民に対しての責任を果たすことになる
のではと感じます。

 さて、2011年度川口市当初予算については
、一般会計では
子ども手当てや小中学校の耐震化へ
の国からの補助金を含む事業費増額により前年度比
4.5%増の1489億7千万円で、歳入のうち市税収入が
前年度費2.2%減、金額で17.4億円の減で、歳入全体
の市税に占める構成比でも51.5%まで低下し、国庫
支出金や繰入金が10%以上前年度より増額の伸びが
あるなど本市の財政状況は厳しい状況にあります。

 さて、しらねは川口市議会最後の一般質問を致します。
本来なら、会派の代表である最上議員、幹事長の
みつた議員が登壇し、年度当初の代表質問をします。
しかし、しらねは今年の統一地方選挙においては埼玉
県政にチャレンジをすることになりまして、最後の市議会
ということもあり、後押しを頂き、当会派を代表して質問
させていただきます。

 質問は以下の通りです。
なお、24日(木)16:00~@市議会議場で行います。
傍聴も可能ですので、ぜひお越しください。

1.2011年度当初予算について
 (1)本市独自の予算編成と公的資金補償金免除

   繰上償還に関して
 (2)本市の財政状況に関して
 (3)地方主権改革と行政評価システム推進事業に

   関して

2.川口市・鳩ヶ谷市との合併について

 (1)鳩ヶ谷市議会における廃置分合の議決に関して
 (2)住民への合意形成に関して
 (3)合併の効果と今後のスケジュールに関して

3.危機管理への対応について
 (1)消防団メールの機能拡充について
 (2)住宅用火災警報器の設置状況と対策について
(3)消防職員中途採用の可能性ついて

4.保育所行政について
 (1)待機児童に関して

 (2)保育所増設に関して
 (3)保育料の見直しに関して

5.国民健康保険制度の現状と広域化について

6.医療センターの経営状況と今後の在り方について
  化


7.循環型社会形成について
(1)第2次川口市環境基本計画に関して
(2)2011年度川口市地球高温化対策活動支援金
  に関して

8.芝川の護岸整備と今後について

9.GISの活用による税資料等台帳のデジタル化で
  都市計画等への応用について

10.2011年度川口市総合都市交通体系調査と
   今後の交通施策について


2011/02/07

平成23年度(2011年度)予算並びに施策に関する要望書の回答

  2月1日(火)市長公室で岡村川口市長から、
2011年度の「予算並びに施策に関する要望書
回答」*を川口市議会会派(民主新風会、代表:
最上則彦)メンバーで受取りました。

*「予算並びに施策に関する要望書」とは、これまで民主
新風会(川口市議会会派)で市民の皆様から頂いた
アンケート結果に基づいて、来年度予算にぜひとも盛り込み
実現したい施策を編集し、市長部局に提出したものです。

 民主新風会では、「子育て支援関係」、

経済・環境関係」、「医療・福祉関係」、
基盤整備関係」、「教育・スポーツ関係」、
生活関係」の6大項目に分け、54の施策を
要望書にまとめました。

 特に、市長には「子育て支援関係」の充実と

都市交通問題に対する体系的調査の継続」の
予算化を強く訴えました。

 「子育て支援関係」の項目では、「庁内に(仮称)
子ども未来部を創設することで、多様化する子育て
支援策(予算も含む)の強化と相談窓口の
ワンストップ化を推進すること。」の回答では、
「…多様化する子どもに関する施策を一元的に推進
する組織として、市民への適切な子育て支援サービス
の提供や支援体制の強化といった視点を踏まえ、
関係部局と議論して参りたい」と前向きなものとなって
います。

 今後、2月16日から始まる3月議会の市政に関する
一般質問で具体的な工程表を質していきます。
なお、川口市周辺都市(さいたま、戸田、草加、越谷
各市)では、すでに子育て支援の施策を一元化的に
推進する組織があり多様化する市民ニーズに
スピーディな対応をしています。

 また、子ども医療費の助成については、自治体間
の解消(さいたま市など周辺都市では中学校3年生
卒業まで通院費を含み無料化としています)を目指し、
川口市でも年齢引き上げの拡充を要望しました。

 一方、「基盤整備関係」の項目では、「鳩ヶ谷市との
合併を見据えた市内の公共交通網の構築をする
ために、公共交通調査を継続的な予算を講ずること
また、コミュニティバス事業を含む市内バス路線網の
抜本的見直しとLRTやディマンドバスなどの新しい
公共交通導入に向け検討をすること」へは、「今年度
本市が実施している総合都市交通体系調査事業
(しらねが一昨年の12月議会で提言した、新しい交通
システムの導入の可能性やコミュニティバス等の
見直しなど、市内30地区に分割しヒトの移動手段の
把握と交通体系の問題点の整理をする事業)に
おきましては、鳩ヶ谷市の市域を含めた交通流動の
分析を行っており、平成23年度以降につきましても、
同市との連携を図りながら、効率的で利便性の高い
公共交通網を構築できるよう、調査・研究を進めて
参りたい…。また、コミュニティバス等の見直しや
新しい交通システムの導入可能性につきましても、
本事業において検討したい」との回答が得られ、
予算化される方向となりました。

 特に、川口・鳩ヶ谷両市で別々に運行する
コミュニティバス(多額の税金投入!)の見直しは
喫緊の課題であります。