2011/02/07

平成23年度(2011年度)予算並びに施策に関する要望書の回答

  2月1日(火)市長公室で岡村川口市長から、
2011年度の「予算並びに施策に関する要望書
回答」*を川口市議会会派(民主新風会、代表:
最上則彦)メンバーで受取りました。

*「予算並びに施策に関する要望書」とは、これまで民主
新風会(川口市議会会派)で市民の皆様から頂いた
アンケート結果に基づいて、来年度予算にぜひとも盛り込み
実現したい施策を編集し、市長部局に提出したものです。

 民主新風会では、「子育て支援関係」、

経済・環境関係」、「医療・福祉関係」、
基盤整備関係」、「教育・スポーツ関係」、
生活関係」の6大項目に分け、54の施策を
要望書にまとめました。

 特に、市長には「子育て支援関係」の充実と

都市交通問題に対する体系的調査の継続」の
予算化を強く訴えました。

 「子育て支援関係」の項目では、「庁内に(仮称)
子ども未来部を創設することで、多様化する子育て
支援策(予算も含む)の強化と相談窓口の
ワンストップ化を推進すること。」の回答では、
「…多様化する子どもに関する施策を一元的に推進
する組織として、市民への適切な子育て支援サービス
の提供や支援体制の強化といった視点を踏まえ、
関係部局と議論して参りたい」と前向きなものとなって
います。

 今後、2月16日から始まる3月議会の市政に関する
一般質問で具体的な工程表を質していきます。
なお、川口市周辺都市(さいたま、戸田、草加、越谷
各市)では、すでに子育て支援の施策を一元化的に
推進する組織があり多様化する市民ニーズに
スピーディな対応をしています。

 また、子ども医療費の助成については、自治体間
の解消(さいたま市など周辺都市では中学校3年生
卒業まで通院費を含み無料化としています)を目指し、
川口市でも年齢引き上げの拡充を要望しました。

 一方、「基盤整備関係」の項目では、「鳩ヶ谷市との
合併を見据えた市内の公共交通網の構築をする
ために、公共交通調査を継続的な予算を講ずること
また、コミュニティバス事業を含む市内バス路線網の
抜本的見直しとLRTやディマンドバスなどの新しい
公共交通導入に向け検討をすること」へは、「今年度
本市が実施している総合都市交通体系調査事業
(しらねが一昨年の12月議会で提言した、新しい交通
システムの導入の可能性やコミュニティバス等の
見直しなど、市内30地区に分割しヒトの移動手段の
把握と交通体系の問題点の整理をする事業)に
おきましては、鳩ヶ谷市の市域を含めた交通流動の
分析を行っており、平成23年度以降につきましても、
同市との連携を図りながら、効率的で利便性の高い
公共交通網を構築できるよう、調査・研究を進めて
参りたい…。また、コミュニティバス等の見直しや
新しい交通システムの導入可能性につきましても、
本事業において検討したい」との回答が得られ、
予算化される方向となりました。

 特に、川口・鳩ヶ谷両市で別々に運行する
コミュニティバス(多額の税金投入!)の見直しは
喫緊の課題であります。



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