2011/04/27

統一地方選挙を振り返って

私、しらね大輔は今回の統一地方選挙で、鳩ヶ谷から
県議会議員に立候補し、多くのご支援を頂きましたが
力及ばずの結果となりました。 

今回の統一地方選挙を振り返ってみると、いや自分
自身の政治姿勢を振り返ってみると、多少の過ちが
あったことに気が付きました。 

小生は、民主党から前回(2007年)の統一地方選挙で
市議会議員に立候補し、当選をさせて頂きました。
(この4年間、市議会議員として地元地域の方々の
あたたかいご配慮から政党の云々ではなく地域のため
にしてくれる方を育てようということでご理解して頂き、
多くの方々に支えられてきました・・・) 

過ちの始まりが、川口市から民主党は2人公認候補
を出さなければならないという、民主党埼玉県連の
至上命題により、昨年川口市から第1号となる民主党の
公認を得て県議会議員立候補予定者に小生が選出
されました。 

その後、鳩ヶ谷市選出の県議の不祥事による辞職に
伴い、今年の10月には川口市・鳩ヶ谷市の合併もある
ことから、将来を見据え、また行政区境に住み、
これまで市境の問題を市議会でも取り上げて住民にも
丁寧に説明してきた経緯もあり、急遽、鳩ヶ谷市から
県議会議員に立候補ということになってしまいました。

 争点が、合併の賛否であるから幅広い民意をという
ことで、前回の鳩ヶ谷の県議選同様、民主党推薦でも
なく、無所属での立候補になりました。

 小生は、あくまでも党籍があるのだから、また、
県議会での会派もあることから、やはり推薦だけでも
取るべきではないかと考え、主張してきました。また、
小生は川口市で民主党公認で立候補予定者になり、
これまで活動してきたからです。

 ここに多くの有権者には、このような民主党への
風向きが悪くなったのだから、「民主隠し」をしている
候補者に映ったかもしれません。

 そう思われても仕方のない事をしてしまったと思い
つつも、真実はどうしても「合併完結」にこだわり、
幅広い支持を得たかったから、無所属で立候補と
なったわけです。その証拠に、前回の県議選も
民主系候補者は無所属・諸派から立候補して
います。

 また、有権者数も5万人を切り、さらに投票率も悪い
自治体ですので、政党色を出すのは難しいと思われ
ます。

 けれども、人口6万人の全国でも2番目に面積が
小さいこの自治体で未だ合併していないにも関わらず、
鳩ヶ谷市へ選挙区替えしての立候補は鳩ヶ谷市民へ
の怒りをかったのも事実であります。さらに、川口市の
地元の方々からは、「どんな状況でも川口市で出るべき
であった」とお叱りの言葉があるように、何だか県議選
の立候補目的が当選することに終始してしまっている
ようにも受け取られてしまったことも大きなマイナス要因
です。

 また、党の公認を頂いたのにもかかわらず、それを
取りやめなければならない状況に追い込まれ、
仕舞には選挙区替えをして立候補したことは、
小生の未熟さがあったとしか言いようがありません。

 以上の点を踏まえ、「誰のために政治をするのか」の
原点に立ち戻り、小生はゼロ(いや、マイナス)からの
出発で政治活動をやり直しをしたいと考えています。

 本当に多くの川口市民とくに地元の皆さまには
ご迷惑をおかけしました事深くお詫び申し上げ、
捲土重来を期して参りますこと、何とぞご理解を頂き
今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いします。


しらね 大輔

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