しばらくの間、ブログの更新が滞ってしまいました。自身のPC
状況がよくなくて修理にだしておりましたのでご了承お願いします。
さて、本日から11月となりました。寒さが厳しくなりますので、
くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
11月5日から18年度の決算委員会が開催されますが、皆様の
ご意見・ご要望などをお聞かせくださるようよろしくお願いします。
避難者カードをお持ちでしょうか?
10月18日に「災害と医療」をテーマとしたシンポジウムが開催さ
れ、市内の災害時の医療現場の対応と行政の対応についての
内容で議論しました。わが会派の団長である近藤豊市議は、
今回シンポジウ主催のNPO法人「市民生活安全保障研究会」の
理事のメンバーであり、市議からはシンポジウムのお誘いを受け、
参加させていただきました。
本日のブログは、実際の災害時に現場はどう対応すればよいか、
の“実践編(訓練)”をお伝えしたいと思います。10月26日(日)に
開催された、「避難所開設運営訓練」では、大地震発生後に家屋
などの倒壊後、(1)一とき避難場所(多くが近所の公園ですが、
確認をお願いします↓ または、避難カードにも記載>)http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/kbn/08200005/08200005.html
へ町会の班単位ごと集合し、(2)トリアージポスト:医療救急所と
同じ場所である市内80の小中学校にある一時避難所へ町会単位
ごとに集合し、(3)避難所開設・運営をする、という流れの訓練を
朝8時30分から11時過ぎまでにわたり、川口市災害対策室や消防
署を交えて開催された(127名十二月田小中地区参加、朝日西小
学校では50名以上参加)。今回の訓練は、3段階ある内の初動段
階とのことで、私の住む朝日地区でも初めての訓練あり、私自身も
参加してみました。
そもそも避難所開設とは、自身の家屋等が倒壊・焼失等の被害
を受けた方や水道・電気等のライフラインの崩壊によって日常生活
に困難をきたしている方を一時的に収容し、宿泊、給食等の生活を
するというものであります。さらに、避難所の運営管理に関しては、
学校側と町会側での協議に基づくとされています。また、生徒の授業
などにも影響しない部屋を、「救護室」や「配布室」にするなどの配慮
がマニュアルではされています。(学校長をはじめ今回の訓練では、
多くの先生方も熱心に参加されていました。)
まず、8時30分に訓練開始のアナウンスとアラートが鳴り、避難
場所の小・中学校に向けて、町会単位で一とき避難場所を出発しま
した。到着後には、各町会長の中から選出された、避難所管理・
運営本部長に避難者の人数を報告していました。また、他の町会長
は副本部長となっていて、トップダウンの組織割り(避難者の名簿
作成などの庶務部、炊き出しや搬送等の物資部、負傷者の救護等
の救護・衛生部、そして仮設トイレやテントの設営等を扱う施設管理
部)にして、指揮系統をスムーズにさせているのが特徴でした。
次に、全町会が揃ったのちに、今回の訓練の趣旨と役割分担を
川口市災害対策室関係者から指示があった後に、実際に上記4つ
の部ごとに分かれ訓練が行われました。ただ、4つの部の役割など
は、各町会が自主的に決めておくもので、今回の訓練では町会ごと
のレベルが様々でありました。非常に手際よく、各部の訓練ができ
ていた町会もあれば、全然はじめて役割分担があること自体を知っ
たなどの町会もあるなど、試行錯誤の訓練でした。しかし、参加する
事で実際現場ではどのように対応すればよいか、何が問題点かなど
があぶりだされたのはないでしょうか。
最後に、今回の訓練後に災害対策室長との会話で、「正直、各町
会の(訓練)レベル・スキルはバラバラです。しかし、(今回は)初めて
の試みであり、三段階中の訓練に参加し、実際体験するという第一
段階をやりました。いくら立派なマニュアルを作成しても、実際に
“やってみる”ことをしなければ、災害時には役立ちません。」と語って
いただいたように、一人でも多くの市民に地区の防災訓練への参加
を呼びかけていました。
詳細情報は、川口市役所災害対策室へ:上記のweb siteで、
自主防災マップなどが掲載。また、川口市防災気象メールを登録
すると、埼玉・東京都内で震度3以上の地震が発生した場合や埼玉
県南部で大雨・洪水警報などの気象情報を、登録者全員に配信して
います。
登録方法:(注)登録時、端末機のセキュリティレベルをご確認ください。
登録できない場合があります。
(1)空メールを【kawaguchi@jijo.bosai.info】へ送信します。
(2)返信メールが届いたのちに、登録フォームのアドレスへアク
セスし、登録できれば、完了です。
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