2008年1月14日(月・祝)に本年成人を迎える方々たちのために、
はたちの集い実行委員会(成人の方が手作り)の主催する成人式が、
リリアメインホールにて開催されました。テーマは、「未来への航海」で、
吹き荒れる大海原(現実社会)を突き進まなければならない歳を迎えた
方々へのメッセージだそうです。本年川口市内で成人となる方は、およそ
4,700 人ということで前年よりも190人ほど少ないとのことです。
式典には市長をはじめ多くの来賓の方々(議員も含む)と、約2,900人
の成人の方々で会場が埋め尽くされました。式の挨拶の中で、岡村市長
は「今後社会にでると、思うようにならないことにたくさん出くわします。
しかし、そこでむしゃくしゃしたり、ふてくされたりしてもしょうがありません
・・・」と、新成人に対して社会の中では忍耐力を持って、時には我慢する
大切さをスピーチされていました。というのも、市長はこのスピーチはその
場の雰囲気を見て発せられたのではないかと私は感じました。3階の座席
からは、市長や議長のスピーチ途中にもかかわらず罵声が飛び交うなど、
落ち着きのない新成人が多く見られ、一部混沌とした場面も見受けられ
ました。「今年は、多くの警備員や警察が配置されての開催で、外(リリア
玄関前広場)でのトラブルは今のところないですね」と語っていただいた、
ガーディアン・エンジェルス(治安維持ボランティア)川口支部の福島さん
でしたが、中では式典後のイベントで、騒ぎ出す成人やそれを取り押さ
える警備員がいるなど一時緊迫した雰囲気もありました。式典後の
イベントでは、市立川口高等学校のダンス部による、ヒップホップ・ダンス
ショー、また市長への質問等も行なわれました。
ここ最近では、新聞紙上でも川口市はマイナスのイメージとなる記事が
多く見受けられます。自分の住む南平地区でも深夜徘徊をする不良行為
少年が多く、治安面で心配だとの声が私のところにも多く寄せられました
ので、昨年の9月議会で一般質問をし、市当局から警察や地域のコンビ二
などの関係者を含めて協議会をつくるとのことでしたが、実際に現在開催
されていると関係者からは聞いています。ただ、行政も地域任せにする
だけでなく根本的問題解決に向け関係部局と連携し努力していただくことを
強く訴えます。 ちなみに、数字的にみても2006年1月から12月までで川口
警察署管内の非行少年補導検挙数を見ますと、不良行為少年数で前年に
比べ約1,200人以上も増加し、そのうち深夜の徘徊は全体の67パーセント
も占めています。
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