時給220円で昆布
を袋詰めする
5月20日と21日の2日間に渡り、川口市議会会派
の民主クラブ一同で北海道浦河町にある精神障がい
者施設(べてるの家)を視察して参りました。
今回の視察の主な目的は、本市には知的障がい者
就労施設<すいーつ畑>(障がい者が作業をし工賃
を稼ぐが、併せて施設利用料や食事費を自費で
負担しなければならない←自立支援法で)はあります
が、 ただ本市には精神障がい者1082人(障害者手帳
所持者)もいますが、そういう方々の働く場所・機会が
ないのが現状です。そのためにも、本市でも取り
入れられるところがあるかなどを調査するために今回
の視察を決行しました。
社会福祉法人「べてるの家」とは?
“霧深き町”で有名な、日高地方にあるこの施設は、
1978年7月に精神障がい者回復者クラブ“どんぐり
の会”の有志メンバーが浦河教会の旧会堂を活動
拠点としてはじまり、1983年10月に日赤病院の
精神科を退院した早坂氏をはじめとしたグループ
が、浦河教会の片隅で昆布の袋詰めの下請けを
はじめてから現在まで作業を行っています。
施設メンバーは、日本全国から希望者が集まり共同
生活をし、ともに昆布の袋つめから織物など様々な
仕事を行うことで、工賃を得られるわけです。
ちなみに、べてるとは“神の家”という意味です。
べてるの家の特徴は?
との問いに、「コミュニケーションを最も大事にし
ます」と、メンバーの一人が答えた。
また、施設の理念の中でもこう謳われています。
“三度の飯よりミーティング””手を動かすより口を
動かせ”など
昆布事業の売上は?
べてるの家では、袋詰めした昆布を全国に向け
ネット、電話受付、ショップ等で販売をする当施設
最大の事業があります。
H.19年の売り上げ額1,255万円との事だが、天候に
左右されやすいのがネックで、今回はもろに影響を
受けたとのこと。
詳細は、「Daisuke’s News#43」で報告します。
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