4月23日(水)2日目:高松駅・高松港周辺整備
事業・サンポート高松 in高松市
写真は、2万トンの大型旅客船が
係留する岸壁施設
写真は、段差がなくホームまで行ける
高松駅の施設
概要説明:高松市は、四国の中でも国の出先機関
が集中し、四国の政治・経済の中心的役割をなす地域
最大の都市である。この立地・条件を活かし、そして
道州制を見据えてさらなる活性化のために、国・県・
市・(ほんの一部民間)の合同による高松駅周辺と
港湾などの総合整備をしていて、2001年から順次
サンポート高松の各施設等がオープンしている。
サンポート高松の整備方針(高松市の資料から各項目を
一部引用):
①国際化(かがわ国際会議場の設置)、情報化に対応
した新しい都心の核づくり
②海陸交通のターミナル機能の強化(2万トン級大型
旅客客船係留施設等)
③「瀬戸の都」のシンボルゾーンの形成(高松シン
ボルタワーの建設)
④既成市街地の再整備(歩行者専用道路、駅前
多目的広場、地下駐車場)
*相手方の担当者に対しての質問事項
Q.シンボルタワー内の地下駐車場と駅前地下駐車場がつながり、
利用者にとっては大変便利になったとの事ですが、民間駐車場が
あちこちにあり満車状態でしたが、現在の公共駐車場の利用の
ほどは?
Ans.近年、(利用率が)激減傾向にあります。。。
Q.港湾施設に乗り入れる2万トン級の大型客船は年どのくらい来船
されるのか?
Ans.年1~2回です。(下の費用をご覧ください!)
参考:<サンポート高松総合整備事業の事業費>
H.17 .2現在 (百万円) 出典:高松市の説明資料から
事業名 事業費 負担区分
国 県 市 民間等
港湾関連 31,827 11,317 13,554 6,507 449
土地区画整理関連(土地区画整理事業や街路整備事業等)
51,226 12,132 27,575 11,284 235
都市整備関連15,453 1,955 6,993 6,104 401
以上の基盤整備合計
98,506 25,40 448,122 23,895 1,085
上物施設
(タワー等)合計
43,813 - 12,771 19,150 11,892
高松地方合同
庁舎合計 11,400 11,400 11,400 - -
ちなみに、川口市の川口駅周辺の再開発事業では、
平成14年度から18年度の間に総事業費で約527億
8,000万円となり、これらの事業費のうち、公的資金と
して約238億4,000万円が投入されています。
両市を比較してみると、川口市が45%の公的資金
投入費率に対して、サンポート高松の整備事業費は
1537 億1900万円で、そのうち公的資金は1407億
4200万円と事業全体の実に90%以上を公的資金と
して投入しているなど、市債を含めて巨額の税金を
要したことになる。(市債の償還等は、大丈夫なのか?!)
所感:区画整理事業という点では、川口市でも新郷・芝地区等で現在
行われている。国・県からの補助金が約18億円/69億円が平成20年
度川口都市計画土地区画整理事業特別会計の歳入であるから26%
の補助率にあるのに対して、今回のケースでは実に57%が
国・県からの補助金ということを考えると高松市の整備事業は
規模がちがうのではという感じだ。
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