2008/07/16

総務常任委員会 報告①~川口版SNSを!~

 総務常任委員会の視察研究報告をします。
今週は、第一弾です。
ご意見をお聞かせください!

7月8日(火)一日目:地域SNS(Social Networking
             Service/Site)事業 in八戸市

概要説明:まず、SNSとは? 
 
⇒説明するより具体例を述べたほうがイメージし易い
  :ミクシィ(mixi)です。SNSとは、日記や掲示板等を
  用いてインターネットを介し、カテゴリ別にウェブ上で
  コミュニケーションや情報共有することできます。
  書き込みサイト(たとえば、2チャンネル)と違い、
  非匿名もでき、またアクセスログを公表されてしまう
  (たとば、足あと)など、アクセス上の人物が特定
   できるなど、セキュリティ面や情報の信頼性では
   比較的に高いと言えます。

では、今回の視察目的であった、地域SNSとは?
⇒“パソコンや携帯電話*を利用して、日常的にサイト内
  の日記や電子掲示板を利用したり、行政情報、地域
  情報などを入手したりすることができる地域向けの
  交流・情報提供サービスです。地域SNSは、地域に
  住む・働く・関心のある人々のためのコミュニ
  ケーションや情報共有を行うための便利な機能を
  持っています。また、災害発生時には画面が切り
  替わり、災害情報や避難情報を入手できます。
   (「みたか地域SNSへようこそ」から引用”)

*今回の視察先でありました、八戸市(地域SNSはちみーつ)では、
ひとバージョン古いため携帯電話からアクセスは出来ないとのことでした。

事業目的について:時間的、身体的など様々な事由で
             コミュニティの参加が困難な人や
             ・・・地域コミュニティに向かい入
             れるツールとして、いつでもどこでも
             気軽にいろいろな地域、テーマの
             コミュニティに参加する事が可能な
             地域SNSを活用し、行政と協働で
             地域コミュニティの活性化を図る。
              (八戸市からの回答)

事業概要について:地方自治体のコンピュータの有効
             利用を促進する目的で設立した
             総務省の外郭団体、(財)地方自治
             情報センターのe-コミュニティ形成
             支援事業に八戸市は指定され、
             ICT等を通じて地域コミュニティの
             活性化と行政への参画を身近なもの
             にするために、同センターから地域
             SNSのシステム構築助成と地域住民
             等により生活圏で災害などの情報を
             発信する「まちかどリポーター」の
             運用アドバイスを受けて2007年度
             から本稼働しています。また、住民
             基本台帳カードの個人認証サービス
             を活用した、電子アンケートも行って
             います。

特徴などについて:会員登録数は、2008年4月現在で
             1,500人以上を超え、うち年齢構成
             では20代:13%、30代:28%、40代:
             35%、50代:16%と、意外なことに
             若年層よりも壮年層の利用者が多

             いことがわかります。カテゴリ別コミ
             ュニティ数では、地域情報の54件を
             トップとして、次いで娯楽・趣味の33
             件となっています。ただ、三鷹市の
             地域SNSと違って、携帯電話からの
             アクセスが出来ないなど、モバイル
             機器からのアクセスを可能にできる
             かが今後の課題と言えます。

しらねからのコメント:
 今回の八戸市の視察であった地域SNSは、川口市電子自治体構築
計画の中でもユビキタス社会への実現に向けての項目で取り組むべき
としらねは提言しています。というのも、災害時の情報を数十秒ディ
レイした動画でも良いから、確実に行政と住民との間で情報を共有
できるサイトが必要考えるからです。また、JR川口駅を朝の通勤通学
で利用している方なら、「京浜東北線運転見合わせ」などのトラブルにあう
ことが多いかと思います。 このような事態の状況を即時に情報を共有・
取得ができれば、別の代替機関で他の駅へ迂回することができるなど、
朝の貴重な時間をロスすることから回避できると考えるからです。
(今後、しらねと民主クラブではJR川口駅の交通輸送強化策でも新たな
提案をさせていただきます。)
ちなみに、今回の八戸市のSNS総事業費500万円は、同センターの全額
補助金で構築された とのことです。                    
 ~川口市もはやく手を挙げるべきだったのではないか!~

2 件のコメント:

BetterTogether さんのコメント...

初めて投稿します。元郷駅で挨拶した者です。宜しくお願いします。本記事について、情報を一つ。

「So-net SNS」は、無料かつ携帯電話でも使用できるSNSで、地域SNSとして広く活用されています。防災機能はないため、実際の活用には注意が必要ですが、試験的に使ってみる分には、有益なものと思います。

D さんのコメント...

BetterTogether-san,

コメントありがとうございます。
「So-net SNS」は、私の知人も大絶賛を
していました。それの応用で、知人自らも
作っていました。
ご参考にして下さい:
http://www1.atpne.jp/gnet/?m=pc&a=page_o_login

実は、調査してみましたら意外に導入コスト
はかからず、メンテナンス費用も100万くらいと、安いのには驚いています。
ただ、ご指摘の通りセキュリティなどの管理
面には注意しないといけないことが、行政側も心配しておりました。あと数年以内の導入を目指して頑張ります!