2008/08/01

市政速報!①SKIPシティ国際D-シネマ祭 終わる、   ②都市農業の役割とその今後(懇談会) 


 7月19日から27日までSKIPシティ(川口市の上青木)
で第5回SKIP City International D-Cinema Festival
2008(メインスポンサーのSonyから受賞者に合計
約2000万円が贈られる)が開催されました。最終日で
ある27日には、世界75カ国、693にも及ぶ短編、長編
部門のデジタル仕様映画作品から最優秀作品賞などの
賞が選出されました。今年で、第5回目を迎える、同
シネマ祭ですが、過去5回の中では参加国、作品出展数
のいずれも過去最大になるなど節目の年にふさわしい
ものとなりました。
 ただ、今回26日から27日まで国際交流フェスティバル
2008が川口駅周辺で開催され、「日程が重なってしまう
など、国際交流のフェスティバルは前年に比べると
今一つ盛り上がりにかけたかも」と関係者からの声が
聞かれました。 
 もし、国際交流イベントとこのD-シネマ祭をSKIPシティ
で同場所開催していれば、 相乗効果が生まれていた
のではという声もありましたただ、担当部署が異なる!)
 ちなみに、長編部門の最優秀作品賞は、NYCの

ブルクリン在住で2人の共同ディレクターが作られた、
“Arranged”とう作品が選ばれました。同作品は、
幸せな結婚には、異にする民族・宗教から生まれる
考え方の違い以上に何かがあることを丹念に描いて
います。

②都市農業の役割とその今後(懇談会)

 川口市内農業の維持と発展のために、様々な角度
から今後の本市農業の在り方などについて検討をする
「川口市の農業を考える有識者会議」と並行して、
先月28日に川口緑化センターにて、東京大学院教授
(農学生命科学研究科)の武内和彦氏による本市に
おける都市計画に基づく農業のありかたについての
基調講演と意見交換会が開催されました。
 本市、市長が3・6月定例会の所信表明の中でも、
強い意気込みでこの問題に取り組もうとしていました。
 同教授は、Google Mapで川口緑化センター
(安行地域)周辺の土地利用を説明し、「市街地と農地
入り混じっていますが、これを都市・農村混住社会
というのですが、いわゆるこれは劣等性と呼ばれ、
都市計画の不在を意味しています。」とよくある日本の
都市の都市計画にも不備があったことを示唆し、「今後
横浜市でも行っている都市部と農村部の融合を
目指すべき“です」と提言をされていました。
 さらに、循環型社会に向け、資源の再利用(例えば
、生ゴミ処理の肥料化やエネルギー化にする

“バイオマス”)を都市と農村地域相互でネットワーク化
して推進していくことを提言しましたが、これは私の3月
議会での発言ともほぼ一致します。いずれにせよ、
まちの中が工業、農業、住宅等混住している都市計画
に問題がある ことは確かなようです。

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