2010/10/20

全国都市農業振興協議会 設立総会 開催


↑設立総会で基調講演をする(株)農林中金総合研究所
 特別理事の蔦谷栄一氏。
 テーマは、「都市農業から日本を元気にする!」
久々のブログです。

 一昨日、平河町にある全国都市会館(平河町)にて
岡村川口市長の呼びかけで、昨年10月都市農業
サミットでの設置決定を受けて、全国都市農業振興協
議会が開催されました。

 しらねもオーガニック農業に興味があり蔦谷先生が
ご講演されるということもあったので、参加して参り
ました。
 同協議会の設立主旨は、都市部の農地と農業の
復権と再生をスローガンとして、農地の保全・利活用
、農業振興を推進するため、共通の課題を抱える
自治体が連携することを目的としています。
 当日の同振興協議会設立総会では、正会員である
18自治体(川越市、所沢市、越谷市、柏市、四日市
市など)が参加し、賛同会員としては、52自治体
(山形市、春日部市、市川市、平塚市、松本市、
尼崎市など)が参加しています。
                      

 設立総会の議事の前に来賓として、松木けんこう
農林水産大臣政務官らが出席し、都市農業の課題を
しっかりとらえ、(法制度などの)改善に向け努力して
いきたいという旨を述べられました。

 次に、協議事項の中で、岡村幸四郎川口市長が
同協議会の会長に就任することが全会一致で決定し、
また副会長に2名、監事に2名が選任されました
 最後に、株式会社農林中金総合研究所 特別理事
の蔦谷栄一氏から基調講演があり、同協議会は閉会
となりました。
 同協議会は、今後毎年1回は開催される予定となり
ます。
 蔦谷栄一氏が指摘する都市農業が抱える
問題点と今後

市街化区域内農地面積の急減
【東京圏:H.7 23,468ha→H20. 14,372ha

・農家所得(農業所得+農外所得)の減少
 →特に、兼業農家では世代交代後、農地を手放す
  状況が急増中。

過大な相続税負担

・重い固定資産税等負担
・均分相続による農地分割と転用

☞これからは、多様な担い手による多様な
  農業が必要
 ・市民参加型農業を含めた多様な担い手
  <市民農園や地域間交流↓参照>






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