2008/04/29

地域振興・環境特別委員会 視察レポート①


の写真は、倉敷駅付近の駐輪禁止区域を撮影

 4月22日(火)から24日(木)まで、本市地域振興・
環境対策特別委員会所属議員と関係部局部長で
倉敷市、高松市、徳島市の先進事例の研究を目的に
視察へ行きました。

4月22日(火)一日目:PFIを活用した資源循環型廃棄物
              処理施設整備事業 in 倉敷市

 当市が抱えていた問題点として、
 ①ゴミ処理施設の老朽化と
 ②産業廃棄物(200t/日)と一般廃棄物(300t/日)など
  岡山県内の廃棄物(ゴミ)全体の産廃が占める割合
  の実に60%は水島コンビナート(倉敷市)からである
   ことと、
 ③ストーカ炉からでる焼却灰の増加で最終処分場地の
  確保困難にあることや、
 ④財政負担の軽減が 課題となっていた。

 相手市の担当者は、「事情により本日
処理施設にはご案内できませんが、市内の見学を
どうぞ」などと発言するなど、視察本来の目的が達成
できなかった。
 1つとして、PFI方式であると、炉の故障原因など
早急に行政が知ることできないことや、
2つ目として炉の性能保証期限契約がこの炉メーカと
SPCとで満了した際に、炉などが故障し続けていたら
<このサーモセレクト方式のガス化溶融炉は、発祥の
ドイツでは採算性が取れずにゴミ処理施設事業から
撤退する事態に>、SPC自体が費用を負担し、経営が
危うくなれば、結局行政へ支援を要請することになる事
は目に見えている。当時の、PFIブームに乗っかり何
でもかんでも施設運営管理を行政が民間にさせてしまう
ことは<国からの廃棄物処理施設整備費国庫補助金や
地方交付税交付金などの補助金が投入されているのは
なぜ??>、かえって民間企業に経営を圧迫させていく
のではないのか。
最後に3つ目として、倉敷市や岡山県の場合、このゴミ
処理対策のメインは産廃処理であり、立地もコンビ
ナートの中に処理施設ができるなど、本市のゴミ処理
環境とは異なっていたような感じだ。


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