2010/02/26

3月定例会 2009年度分補正予算など

 川口市議会3月定例会は、3月1日から開会します。
今回は、2009年度の補正予算を含む議案と2010年度

の本予算を含む議案を審議しなければならず、つまり
一回の議会の中で2つの異なる大きな議案を審議する
ことになってしまいます。

 ひとつ気になりますのが、分厚い2010年度の予算書

を精査するので精いっぱいであり、補正予算分をきちん
と精査できるのか正直不安であります。

 というのも、3月補正は国も補正を組みそれを自治体に

交付金や補助金という形で配分するわけでありますが、
その金額は結構な額であり使いみちやその基準を
しっかりと審議しなければならないのではと感じています。
2009年度は3月31日までですので、多くの残額は来年度
へ繰り越しをされるのも気になるところです。
ただ、実態として3月補正は早く終わらせ、2010年度の

本予算を審議を集中するというような雰囲気があり、
実際日程構成もそのような組み方になっています。

川口市議会3月定例会議会日程

 そもそも、議会(定例会)を年に4回のみにしなければ

ならないということは、今現在では地方自治法を見ても
明記されておらず、改正前に習って4回にする自治体が
多いだけです。地方議会は住民に一番身近な問題を
話し合うところですので、 年に数回開催することはを
議会の活性化と即時性を担保するためにも、必要と
しらねは考えております。議会改革が必要ですですが...

(参考)地方自治法第102条

定例会
毎年、条例で定める回数、招集される


主要3月補正予算議案を含む議案:

川口市地球高温化対策基金条例(議案7号)
・・・他の自治体でも制定していますが、
  地球温暖化対策推進法に基づいて対策に係わる
  事業実施に要する経費の財源を充てるために、
  基金を設置するというもの。

工事請負契約の変更契約締結について(議案10号)
・・・本町小学校改築工事において対象資材の価格上昇
  に伴う増額分のうち、全体工事費(契約額:21億2247
  万円)の1%を超える額を発注者(川口市)が負担
  する単品スライド条項を適用するというもので、
  変更後は21億5720.4万円で3473.4万円分が
  増額になる。

平成21年度川口市一般会計補正予算(第5号)
・・・歳入歳出それぞれ20億4775.5万円を追加し、
  21年度の歳入歳出それぞれ1435億8387.7
  万円とするもの。

平成21年度川口市一般会計補正予算(第6号)
・・・ 歳入歳出それぞれ8億811.6万円を追加し、
  21年度の歳入歳出それぞれ1443億9199.3
  万円 とするもの。→国の地域活性化・公共投資
  臨時交付金

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