2010/08/11

第1回川口市産業振興指針策定検討会議 報告


 2010年3月市議会において本市初の議員提案条例
として、本市中小企業の発展は「川口市の更なる発展
に欠かせないものであることを地域として共通の認識
とし、関係するすべての人の協働により、
この代えがたい財産を守り、川口市民の生活の維持、
向上を実現するため、『川口市中小企業振興条例』を
全会派一致で制定しました。
 

 この条例の第4条として「市は、前条の規定に基づき、
地域の中小企業者及び中小企業団体と密接に連携し、
中小企業及び産業の振興のための指針を定めるよう
努める」という市の責務を受けて、この度岡村市長は
本市の産業振興指針の策定の検討会議を立ち
上げました。
 

 この会議は、学識経験者、各産業団体、市民公募や
議員など広範囲の分野から構成されており、本年12月
まで計10回程度の審議を経て同指針の制定を
目指します。

 初回は、8月11日(火)で終了予定時間の2時間を
超える第1回川口市産業指針策定検討会議が
リリア大会議室で開催されました。
 

 まず、会議開始冒頭、岡村市長から各委員に委嘱書の
交付が行われ、委員長の選出と副委員長の指名が
終了後、議事に入りました。

 なお、詳細は会議録がウェブ上にアップロードされる
ので参照をお願いします。

 次回は、8月31日(火)15:00~17:00@川口商工
会議所7階で開催されます。傍聴は5名まで可能。

~メモ~

 金融関係者代表からは、昨年の政権交代後施行
された中小企業者等に対する「金融円滑化法」
(銀行、信金、農協などの金融機関に対し、資金繰りに
困った中小企業や住宅ローンの借り手から返済負担を
軽減して欲しいとの申し込みがあった場合、返済猶予
など貸し付け条件の変更にできる限り応じるよう努める
義務を時限的に課した)により、川口支店へのリスケ
やモラトリアムの申込件数は他市店と比較しても
圧倒的に多く特に製造業は厳しく実態はかなり
疲弊しているとの意見がでる。
 
 また、現在の融資制度はニーズとのミスマッチが
生じており、実態に即したものでないと、厳しい意見
がでる。 

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