2010/09/02

民主党代表選挙について


 
 本日2日、民主党党本部から代表選挙の投票用紙が
届いた。

 小生のような地方議員でも11日までにそれを送付し
なければならない。日本の憲法では、我が国の
リーダーを直接決めることはできないことになっている
ことを考えると、実はこの投票は重要な意味がある。

また、この投票に責任も感じるところである。

 そこで、この代表選ですこし冷静に考えて頂きたい
ことがある。

 昨年の夏に国民が民主党への政権交代を望んだ理由
は、この失われた20年(バブル崩壊後の散々たる日本
経済、いやアメリカ経済の一人勝ち?!)の復興と霞が関
政治(官僚政治)の終焉を求めたことである。

 しかし、現政権はどうであろうか?
唐突な消費税増税発言、円高対策の遅れと。。。。
どこの国(民)を考えて政治をしているのかと、小生
でも苛立ちを覚える政治状況である。

 また、もうひとつどうしても釈然としないのがこの
代表選挙に対してのマスコミの報道である。

 日本のマスコミでおかしいのは、参議院選挙の争点で
「普天間基地問題」を取り上げていたいただろうか?
菅総理の消費税発言でもちきり。。。

 さらに、今回の代表選挙ときたら「普天間基地問題」を
再び、持ち出しおもしろおかしく争点にしている。

 外交問題(対アメリカ政策、対中国政策)に対しての
ダイレクトな質問をせずに、普天間の基地ばかり。。。
沖縄県民を混迷にしているのは、これではマスコミでは
ないかと思うくらいだ。

 これを裏付ける例として、NHKの「ニュース9」での
普天間基地問題の質問で、小沢氏と菅氏の発言順序を
逆で放送して、情報操作をしていることである。

 今回の代表選挙では、政策論争をして欲しいと言って
おきながら、政策とは関係ない、代表選後の政局に
ついての質問やもううんざり(検察の判断が出ている
のに)している「政治とカネ」の問題を取り上げてみたり
と、国民を愚弄しているのではないかと感じるくらいだ。

 しかも政策の違いのペーパーをマスコミに配布して
いるのにそれを分析してテレビで報道せず。。。

 今回の代表選挙は総選挙以上に、日本に
とっての重大な選択となる選挙のように小生は
感じているところだ。

 また、地方主権についてもきちんとした回答をしている
候補者も明確になったので、結論はあった。

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