2007/08/15

過去を見つめて明日への発展的な議論に 8・15

8月15日は、日本では終戦の日、一方、アメリカを含む旧連合国諸国では、
勝利の日であるように、勝ち・負けの二者択一の考え方で判断すればそうで
ある。 この日によく出てくる議論、憲法9条を改正するのを「反対」「賛成」の
中で、「賛成」の一部の理論には、自衛隊の国際貢献の妨げ(9条)を改正
するべきや憲法は同盟国へ集団的自衛権をきちんと認めるべきとの意見が
ある。
 憲法9条の制定は、1945年8月15日、「日本は敗戦国になったという事実」
→9条 「自衛権以外の戦争を禁止する」というものの流れができたのは周知
の事実である。
 また、世界(連合国諸国)にしてみれば、世界の安全と秩序を壊した(生命
を奪い取った)日本は国権の発動たる戦争をするべきではないと考えるのは
普通である。<日本人ももちろん2度と原爆のような悲惨な体験はしたくない
との願いを込めているのも事実>
 私は憲法9条は、平和主義と戦争放棄をうたっている部分なので、国の
安全保障の根拠を強く9条に求めてはいけないと思う。日本は、安全保障は
前文で国連中心主義をうたっており、国連の決議や約束に従い、日本の対応
は、国内の法律で対処すべきである。なぜなら、変化の早い安全保障である
から憲法より、すぐに対応できる点で、法律で対処ですべきである。
 国際貢献のために自衛隊の武力を必要なんていう考え方も、一見現実的に
見えるが、国際社会の考え方から外れているように見えてならない。それは、
本日のNHKのTV番組で、憲法9条を考える中で重要な要素はという質問で
は、「平和主義」を答える人が私は、ここにヒントがあると感じたからだ。
ただ、「平和主義」というが、「平和」はどのようになりえるのか、ただ放って
おいてなりえるものでない。そして、この「平和」はアメリカなどのスーパー
パワーなどによる軍事力によって平和が獲得されたのではないかという方も
いると思う。
しかし、わたしは、題でいっているように過去を見つめて明日への発展的
になるようにしなければならいことを繰り返したいと思う。冷戦時代は、
アメリカ、 ソ連のスーパーパワーによって、諸外国の平和がもたされたという
のも、一部ではそうかもしれない。しかし、それはあっけなく壊れてしまった
のである。 ベルリンの壁崩壊やソ連の崩壊は、軍事力(武力)が崩壊そして、
和平へとつながっていっただろうか?アメリカの安全保障の第一人者(ケネ
ディスクール元教授)のJoseph S. Nye, Jr.の言葉を借りるとアメリカの
ソフトパワー (軍事力以外の力)が 和平への道を作って行ったのでは
ないか?という考え方である。
たとえば、アメリカのHuman rightsの考え方とアメリカのスポーツや情報
革命は、まさに平和の秩序をもたらすパワーの源ではないのか?Nye氏は
日本もソフトパワーを行使し、アジア・世界の平和をもたらしているとも語って
いる(例:公共の福祉を重んじて国民の生活を豊かにするやり方、 長生きの
できる食文化など)。
 まとめると、武力(軍事力)がすべてではないということである。軍事産業に
頼らざるえない国内の構造からまず脱却し、日本の食文化や武士道の精神、
建築文化などを世界へ発信し、世界平和というあたらしい価値創造を日本は
もっとリードすべきではないのか?それが、真の国際貢献であり、世界の国
が望んでいることではないのか?ちなみに、国連への拠出金は世界第2位は
日本であるが、これだって素晴らしい国際貢献であることを上記の日本の
利点を加えたうえで、自信をもってアピールすることも大事ではないでしょうか。

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