2008/06/02

第4回川口市レジ袋削減会議  報告①

5月30日(金)リリアの大会議室で、第4回川口市
レジ袋削減会議(市長の諮問会議)が開催され
状況を把握するために傍聴して参りました。
「地球温暖化防止とごみの減量、さらに配慮した
消費生活への転換を目指し(協定案から引用)」
事業者、市民、行政の三者が協働してレジ袋の
大幅削減をめざしているこの会議では、各団体から
生々しい意見が交換されました。
環境省でも初めて4月1日現在の各自治体でのレジ
袋削減の取り組み事例とその手法、レジ袋辞退率など
きめ細かな調査を発表しました。レジ袋削減の動きは
そもそも、家庭ごみの約6割(体積比)を占める容器
包装の3R活動を推進するため、2007年4月に改正
容器包装リサイクル法が施行され環境省では容器
包装のReduceに力を入れていました。この流れで
各自治体では、特にレジ袋を削減することが容器包装
ごみの削減につながると考え、おもに3種類の方法で
実施されています。

①条例に基づきレジ袋の有料化を実施(杉並区)
②3者(事業者、市民、行政)協定に基づきレジ袋の
有料化を実施(川崎市等約30自治体)
<川口市、春日部市はこのケースで予定>
③有料化以外の手法でレジ袋削減実施(千葉市等
約20自治体> 

②の実施事例で、レジ袋辞退率は88%などと効果の
出ている自治体がほとんどでした。
ただ、今回の議題中で本市協定書案に「同意できない」
と事前アンケートで答えた事業者が半数もでたことは今後会議内容のあり方も再検討しなければならない のではないかと感じました。会議の詳細は次回のブログ で。
議事録は本市のウ工ブサイトで:
http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/kbn/28050176/28050176.html

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