川口市議会3月議会では、昨日の各会派による代表
質問がおわり、現在市政や予算・一般議案に対する
一般質問が行われている。
今回の3月議会からトライアルとして、執行部当局側へ
の質問スタイルを変更している。
今までは、40分(会派に所属するメンバーで3月議会
のみ)45分(他3会期と会派に属さない者)、60分(会派に
属する代表で3月議会のみ)のそれぞれ発言時間で、
通常はすべての質問原稿を淡々と読み上げ、その後
執行部側もその質問に淡々と答えるというもの。
この従前のスタイルを、今回の議会改革小員会と
言われる各会派の代表メンバ-からで構成される議会の
運営スタイルを改革する委員会で検討課題としてされて
きた議場での一般質問スタイルの変更が決定され、
以下2つのスタイルも追加で取りいれたのである。
今回の変更目的は、議会の活性化である。。。
【追加の2スタイル】
・1回目の質問では従前通り淡々と質問原稿読み上げ
スタイルで、2回目以降の質問から大項目ごとに1回目
の答弁を受けて、それに対する質問を2回まで執行部
側に求めることができる。それが終わると、次の大項目
に進み1回目の答弁を受けてそれに対する質問を2回
まで執行部側に求めるスタイル。
・大項目ごとに区切って、まず質問原稿を読み上げて、
執行部側に1回目の質問をして、その答弁を受けて
執行部側に2回まで質問と答弁をすることができ、
それが終われば、次の大項目に進み同様の内容を
繰り返すスタイル。
所感として、2つのスタイル変更を採用すると、聞いて
いる(傍聴者)側にとっては、質問が分割されていて
整理ができわかりやすい。確かに、議会側と行政側
(執行部側)とのやりとりが臨場感がでている。
追加の2スタイルを採用すれば、大項目内の複数項目
による質問別でさらに2回執行部側に求めることができる
という議員側のメリットがあるということがわかった。
従前でも1回目の質問に対する答弁後、残り2回の質問
(再質問、再々質問)をできるわけだが、1回目の質問に
対して大項目ごとに対しての質問だったので、大項目内
の複数項目による質問別でそれぞれ2回も聞くという
スタイルをとっていなかった。
本日の市原議員の質問でそのような運用もあることが
わかった。議事途中で市長がこの大項目内の複数項目
に対しそれぞれ2回の質問をするスタイルに疑問を投げ
かけ、途中で休憩が入ったが、このやり方で問題ない
とのことで議事が再開された。
民主党・無所属の会でも議会改革の一つの手法として、
1問1答スタイルを提言してきましたので議会の活性化を
推進するという意味では一歩前進したと言える。
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