16日、17日の両日にわたり、2010年度の総務常任
委員会の所管に係わる予算議案と一般議案について
審議をしました。
しらねが注目した議案は以下の通りです。
まず、2款総務費1項総務管理費13目企画費の
13節委託料の「行政評価システム推進支援業務
委託料」について551.2万円を計上している。
昨年度は、約250万円を計上していることを考えると
50%以上の上昇となるので、質問するのは議員として
は当然と言われている。
さて、しらねが12月議会で、さらには3月議会でわが
会派の近藤代表が市長ならびに市当局に対し、行政
評価方法と事業仕分けについて質問をしたのだが、
これまでの個別事業を行政内部(当該部署の事業を
自分たちで評価している)で評価する内部評価方式
から、平成22年度から外部有識者を交えて評価を
する外部評価方式を導入することで、事業が必要か
不必要かを含めた事業そのものを総点検するとの
ことが先の議会でわかった。
さらに、今回の代表の質問により、外部評価方式の
概要がわかった。学識経験者、市民団体、産業関係
団体の各5名の3グループで構成された計15名
程度の会議体を予定しているということだ。
ここまではよいのだが。。。。
この一般質問の答弁を受け委員会での質問で、では
具体的にどのような評価をするのかとただしたところ、
今までの内部評価方式の結果をこの外部の
有識者等で集まる会議体が評価するというもので、
実質的にそこでご意見をたまわるだけの何とも
おそまつな内容であることがわかった。
正直愕然とした。これなら、予算をかけないで、
パブリックコメントでも十分対応できるのに。。。。
これでは、自分たちの都合の良いヒトを集め自分たち
の評価が正しいことを単に追認してしまうことになる
危険性が十分にある。
旧態依然の行政と変わらないではないか!
ちなみに、平成20年度の内部評価では、90%の
個別事業でこのままで良いと評価している。。。
委託先は、野村総合研究所でこの委託支援事業は、
平成15年から行われているということなのだが、
今年度は外部評価方式を採用することで、経費が
2倍かかるという説明である。しかし、このような内容の
評価ならやるだけ予算を無駄遣いしているとも
言われても仕方がないのではないのか。
今後の改善を要望し、今回の質問を終えた。
来週の23日に、すべての議案について採決をします。
10時から議場にて行います。
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