2007/07/05

7/5(木)委員会視察現地報告 in くまもと市



6月議会が終わると各4つの委員会では、委員会視察というもの
があります。私が、所属しております総務常任委員会では、4日に
福岡市、本日5日は佐賀市、明日6日は熊本市でそれぞれの総務に
関する他市の取り組みを研修しています。

初日は福岡市防災センターを視察:
①視察のの目的:市民又は九州全域の住民の方が防災に関する
           知識および技術を体験し、防災に対しての意識
           の高揚をもってもらう施設の研修
②視察内容:・施設の概要説明 (開館日H.41月、指定管理団体の
          財団法人福岡市防災協会が運営、訓練内容として
          地震体験、強風豪雨体験、火災体験等、来館者数:
          H.18年度 118,575<一日平均:393人>)
③所感:有数の体験施設だそうで、職員も施設の説明には力が入って
     いた。今回、前原委員長をはじめみな地震体験などをした。
     地震時の対応や消火器の使い方などが実際に体験できる
     事は非常にいいと感じた。
     ちなみに、お隣の足立区にも似たような施設はあるが。。。

2日目は、佐賀市の行政改革の市集中プランと行政改革大綱を研修
①視察の目的:行政のスリム化を目的とした実施計画である改革大綱  
          (H.11年~H.15 年にわたり作成)の実施結果の報告
          と問題点を研修+今年度から5年間にわたって実施する
          行革集中プラン(行革第2弾)の行方を研修する
②研修内容:業務の効率化を示した行政革新度調査<日本経済新聞
        調査>で、佐賀市は行政のバランスの取れた市民サー
        ビスと役所内の効率化が評価され、堂々の10位/802市区
        を獲得した秘訣:
        ・勤務評価システム導入(幹部職員から給与に反映)
        ・市役所一階のワンストップ対応
        ・職員提案制度の実施(提案数:18件/18年度)
        ・ガス事業(黒字化であったが)の民営化
        ・職員にグループウエア(ノーツ)を導入
        ・IP電話・ダイヤルインの導入で年間200万の経費削減
        ・窓口業務受付時間の延長(18:00/火・木)
        ・職員の駐車料金の有料化(4000円/月)など

③所感:一階のワンストップ窓口を視察したが、バリアフリー化され
     きめ細かい対応がされていた事は、川口市と大きな違い。
     行革プランでは、行革の進行のフローチャートで示され、数値
     目標も記載されている項目もあり、民間の「目標管理制度」
     がしっかり導入されていた。後は、進捗状況を知れるように
     したほうがいいのではと感じた。いずれにしろ、市の職員も
     意識改革をされ業務にあたっていることがわかった。




0 件のコメント: